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幸手工場 技術部 小松原 千鶴さん

好きな化学の研究成果が
活かせる仕事

ある物質とある物質を混ぜるとまったく違う物質ができる――
そんな現象が不思議で、中学・高校の頃から化学が好きでした。大学ではプラスチックの原料となる素材に関する研究をしていました。大学で開催された就職イベントにトッパンプラスチックが参加しており、そこで当社を知りました。これまで学び、研究してきたことが活かせるということと、祖父や父が製造業に関連する仕事をしていたこともあり、ものづくり企業という部分で興味を持ちました。また、大学時代に研究していた素材関連よりも、具体的に製品に近い分野を手がけてみたいという思いもあり、入社しました。

新製品を製造ラインに乗せるまで

現在は技術部に所属し、おもに新製品の成形に関する仕事を担当しています。これから世に出る製品の容器やパッケージを製造する際に、スクリューと呼ばれる密閉用のキャップや、ヒンジと呼ばれるフタの閉まり具合を調整したり外観を整える部品など、試作品の段階から実際に製造ラインに乗せられるようにするところまで、さまざまな工程を検証・評価し、必要に応じて改善を加えていく役割を担当しています。また、その新製品が立ち上がった後も、製造上でトラブルが発生すれば、その対応もしています。
検証・評価は通常は1アイテムにつき2ヶ月ほどの期間をかけますが、同時に3〜4アイテムを平行して進めたり、企画からラインに流せるところまで1ヶ月で仕上げなければならないケースもあり、そんなときは本当に忙しくなります。でも、ひとつひとつの工程を手を抜かずにきっちりと完遂しなければ、安全な製品として世に送り出すことはできません。責任の重さを感じています。

もっと視野を広げ、
できることを増やしたい

成形では素材の配合や成形時間の微調整など、さまざまな条件を変えることで、同じ原材料でも製造できる数量が変わったりします。限られた期間、与えられた条件の中でベストなものを見つけ出すのは大変ですが、そこにやりがいを感じています。それにコンビニやスーパーなどで私たちが手がけた新製品が並んでいるのを見ると苦労も吹き飛んでしまいますね。
今年で入社5年目。まだ上司に頼ってしまう部分も多いので、自分ができることをもっと増やしていきたいです。たとえば複数案件を平行して進めなければならない時のスケジュール感の予測などは、まだまだ上司の方が的確です。私ももっと視野を広げ、仕事全体を俯瞰して見られるようになるために、製品にかかわる会議などには積極的に出席するように心がけています。自分から手を上げればそのような会議にも出席させてもらえる風通しの良さは、この会社のいいところだと思っています。