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佐賀工場 技術部 山領 完治さん

一人ひとりが
向上心を発揮している現場

大学時代は化学工学分野の、おもに食品製造や加工に活用されるような技術の研究に取り組んでいました。就職活動中にトッパンプラスチックの工場を見学した際、工場内のあちこちの掲示板で、設備停止ロスや歩留まりロスなどの推移を月ごとに確認できるようになっていたことに強い印象を受けました。現場を担当する一人ひとりが、日々、向上心をもって真摯に改善活動を展開していることがうかがえたのです。
私もこれまで培ってきた化学工学の視点から、ロスの改善などで貢献できることがあるのではと考え、入社を決めました。

3つの仕事に取り組む日々

今、大きく3つの仕事に取り組んでいます。まず、新製品に関わる仕事。まだ世に出ていない製品を製造工程に乗せる前段階として、試作品を作ってさまざまなテストをし、データを採取するというものです。
それから、製品の品質管理評価のサポート的な業務。さらに、製造現場の改善活動に携わっています。
改善活動とは、具体的には、製造設備に安全用のカバーを取り付けたり、工場内の出入口のドアにパトランプを取り付けたりというようなことで、自分で工具を使って作業することも多く、これまでの生活の中で工具を扱う機会が少なかった自分にとっては実にチャレンジングです。
安全用のカバーは、製造設備の回転部に誤って手が入ったりしないように、樹脂製の透明カバーを取り付けました。カバーを開けると機械が停止するようにリミットスイッチを付けたり、金型交換時の作業効率を考慮し、取り付けや取り外しがしやすくなるように現場の人にヒアリングを重ねて工夫し、ひとりで施工することができました。
このような仕事は自分の手がけた成果が目に見えますし、現場の安全性や製造効率の向上に貢献できたと実感できるので、感慨もひとしおですね。

どの部門からも
頼りにされる上司を目指して

今はまだ目の前のことに必死で取り組んでいるような状態なので、将来的な展望も明確になっていないのですが、いろいろ教えてくださる直属の上司の方が、工場の隅々まで把握し、どの部門の人からも頼りにされているような存在なので、その方のようになりたいですね。そのためには、工具のことはもちろん、製造設備を構成する機械のこと、射出成形や延伸PET成形の特性などもきっちり理解しておかなくてはなりません。
覚えるべきことはたくさんありますが、逆にやりがいを感じますし、そんなやる気を後押ししてくれる研修制度も充実しているので、働きやすい環境だと思っています。